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【山形旅行ブログ】山形観光1番人気「銀山温泉」の楽しみ方6選【大人の休日・日帰り・デートにも】

こんにちは。

大阪煎茶道教室の翼仙です。

今回は宮城県大崎市から山形の人気№1観光スポット「銀山温泉」に向かいました。

 

 

大崎市から車で1時間30分、一言でいうと「山深くにある秘湯」

冬の銀山温泉は一味違いました、、、

 

 

場所:冬の銀山温泉 

住所:山形県尾花沢市銀山温泉

料金:散歩だけだったら無料。日帰り入浴は各旅館によって異なります。

目的:数百年続く銀山温泉の文化とは?

 

【目次】

 

その①銀山温泉とは、、、

古く16世紀に銀鉱が発見され、江戸時代には公儀山として栄えた銀山。現在は木造三層四層の旅館が軒を並べる大正ロマン温泉街として注目を集めています。風格のある落ち着いた町並みには見どころも多く、四季を通じて人々が訪れます。

 

 

年明け1月の土日、車で大崎市から銀山温泉に向かいました。

大崎市から一山越えると山形に入るんですが、景色がガラッと変わります。

ご覧ください。背丈を越えるほどの雪、雪!雪いいい!!!

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 一山超えると、そこは雪国だった。。。

積雪量2メートルは軽く積もっているのではないでしょうか。

 

 

 到着後、駐車場から銀山温泉いくまでの道のりもすごい。

軽く僕の身長(170センチ)ぐらいの雪が積もっています。

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その②銀山温泉の名物「ガス灯」

夜になると明かりが燈され、ノスタルジックな雰囲気に一変します。

景観を守るって大事ですね。

大正ロマンあふれる街並みを、どこかタイムスリップした気に。

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そんなガス灯もこの冬の寒波でツララがすごいことに笑

雪国ならではの風景ですね。

 

 

その③銀山温泉名物の「白銀の滝」

なぜここが白銀と呼ばれているのか、冬に来てようやく分かりました。

まわりに真っ白な雪が積雪し、日光が反射して白銀の世界。

すごい勢いで流れるこの滝は、雪が降った日にこそとても美しくみえます。。。

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その④大正ロマンの面影…

お待たせしました。

銀山温泉のメインストリート。

大正、昭和時代をそのまま残した温泉街。

美しい。。。

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夜には光が燈り、やさしく幻想的な雰囲気に。。。

温かなガス灯の暖色が、暗闇に浮かび上がる様はどこか異世界にきたかのよう。

中央に流れる小川には、川魚が元気に泳いでます。

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中央の清らかな川の上にかけられた木造の橋もいいですねー。

こういう一つ一つの情緒あるものが積み重なってこの情景が生まれるんですね。

昔ながらの感じで景観が良いです!

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川沿いに立ち並ぶ12軒の温泉旅館と雑貨屋さん。

さすがに大きいですねー!まさかこんな山奥にこんな場所があるなんて誰が想像できたでしょうか。

建物は日本最高峰の木造建築と言われた飛騨地方の建築(ハーフティンバー)に似ていますね。

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それにしても木組みで漆喰の白壁、土台にはナマコ壁というザ・和風建築。

 当時の建物をリノベーションして使っていて、ここを歩いているとタイムスリップしてきたかのようにです。

 

 

男女2人で手をつなぎ歩くカップルが絵になります。

こんな場所でデートしたらロマンチックで良いですね^^

投稿写真

 

 

 

その⑤日本最高の積雪量!?

屋根に積もる雪がすごいいいいんです!!

山形県は豪雪地帯、屋根に登って雪かきをするんです。

2018年、寒波の影響でものすごい積雪量で有名になった山形県の肘折地方、実はこの近くにあるんです。

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2メートルは積もっているんじゃないでしょうか。

とにかくすごい光景、、、落雪の音もすごいんです。

「ズドンッ!!!」何事かと!!屋根に登って雪掻き!!

これも山形ならではの景色ですねー^^

 

 

 

その⑥こて絵って何…!?

銀山温泉の最大の特徴でもある鏝絵(こてえ)。

鏝絵とは、日本で発達した漆喰で描くレリーフ浮き彫り細工)のことで、左官職人が左官ごてを使用して仕上げることからこの名前になったようです。

各旅館の壁に描かれています。

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創業者の名前が描かれた鏝絵。

能登屋という旅館で、国の重要文化財に指定されています。

能登屋は木造三階建ての建物で二層の望楼が付いています。



また、能登屋の創業者・木戸佐左エ門の名を記した大看板は一見の価値があります。

 

 

その鏝絵の進化系?

漆喰で作られた鏝絵人形が飾られています!

それがここ築90年の木造旅館「古山閣」の入口にあります。

www.kozankaku.com

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ちょこんっと座って手招きする姿がどこか可愛いお多福さん。

「こっつあございん」と東北弁で優しく呼ばれてるみたいで可愛い。

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招きお多福人形の隣には中国黄山の伝説で有名な迎客の松をモチーフにした

鏝絵の置物があります。

これを漆喰だけで作るとは、、、線も細かく幹部分もすごいリアルに作られています。

職人技ですねー。

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この鏝絵が発達した背景には、この旅館の建築が影響していそうです。

江戸時代、庶民にとって漆喰は手にはいりにくくものでした。

寺社仏閣や武家屋敷には使われていましたが、一般庶民の住宅は木舞下地と呼ばれる土壁でした。

 

 

 ここ銀山温泉は、まわりが炭鉱や地層が固く、漆喰の原材料が入手しやすいため東北の中でも鏝絵が発達しやすく、このような珍しい建物が残っているのだと考えられます。

 

 

また昔はそれほど賑わっていたのだと思われます。

銀の採掘地域は幕府の天領タックスヘイブンにになります。

冬の農閑期に出稼ぎ出来る場として、廃鉱後は湯治場として活躍してきた。

東北の民衆文化が残っている貴重な場所ですね^^

 

 

その⑦お土産

お土産に笹団子を買って帰宅。

甘くて美味しい!笹の香りが和菓子らしくて良いです^^

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